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≦・ ・≧ セクハラ110番−第1話・前編−
ミ =♀= ミ
==Θ== 2002.10.1
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このメールマガジンは
セクシャルハラスメントの事件を
わかりやすく小説風に仕立てて、
読んでいただく皆さんによりセクハラについて
理解していただくためのメールマガジンです。
基礎になっている事件は実例ですが
メールマガジンの内容はフィクションとなっています。
ご了承ください。
また、事件の概要はホームページにて
見ていただくことが出来ます。
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セクハラされた人:百合子
セクハラした人:編集長
百合子は学校を卒業し、
ずっと目標にしていた出版企業に就職することができて
なんだか、これからの自分を考えるのが楽しくて、
ウキウキするようなドキドキするような
そんな気持でいっぱいだった。
そして、実際に仕事をしてみると、
「やっぱり私はこの仕事が向いている!」
そんな風に思ってしまうぐらい、
順調にやり遂げることが出来た。
確かに仕事は朝早くに出勤することも、
遅くまで残業することも多くて大変だったけど
やり遂げることで得られる達成感は楽しかった。
取引先やライターとも
トラブルなく良い人間関係を作ることができた。
ちょっと気になるのは、
編集長と今一つ仲良くできないぐらい。
まあ、それぐらいは良くあることだし・・・
そんな風に思っていた。
ところが・・・
なんだか最近、取引先に伺うと、
どうも冷たい視線を投げられているような気がする。
気のせいだと、自分に言い聞かせるけれど、
やっぱりいつもの担当者の口調も冷たい。
そこで、同僚から
取引先の担当者にさりげなく聞いてもらった。
すると、なんと編集長が百合子のいやらしい噂話を
あることないこと言いふらしているらしい。
「なんてことを!」
そう思った百合子は編集長に問い詰めてみた。
すると、
「単なる、世間話じゃないか」
と逆に笑われる始末。
百合子も、
「ここで事を荒立てるのは仕事もしにくくなるし・・・」
そんな風に考え、我慢した。
ところが、編集長はその後も、
入ってきたばかりの新入社員やアルバイトのスタッフに
「百合子は結構遊んでいる。お盛んらしい」
「百合子はデザイナーと怪しい関係らしい」
「今度は係長をくわえ込んだみたいだぜ」
等と噂を流し、中傷した。
いくら仕事はやり手の百合子でも女性として
その手の噂はやはりつらかった。
そして、百合子は段々と居辛い立場になっていった。
------------------------後編に続く・・・来週をお楽しみに
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当時、まだセクシャル・ハラスメントという言葉もなく
「女性が男性を立てるのは当たり前」
「女性は職場の花」
「出すぎる女性はどうも・・・」
等という”常識”がまかり通っている時代だった。
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